毎日のメモ

【目標】毎日なんらかの記録をつける。

1月14(日)東劇へ

東劇にてシネマ歌舞伎『京鹿子娘五人道成寺』を観劇。

歌舞伎座でも観た演目ですが、やっぱりシネマ歌舞伎だと表情、所作、お衣装を細部まで見返せていいですね。要所要所で長唄囃子方にも寄ってくれるカメラワーク。全演目のシネマ歌舞伎化って無理なんですかね…。熱烈希望です。

最近いろいろとヘビーな出来事が多く、精神的にきつい日々ですが、美しい舞踊にいっとき心が浄化された気分。

ただ、合間合間に役者のインタビューのカットインがやたらと多くて、もうちょい、舞踊をじっくり観たいなぁ…という感想。

いや、インタビューを挟み込む構成そのものはまったく嫌いじゃないんです。その演目やお役への解釈、意気込み、稽古の裏話を生の声として聞くことができるのは、いちファンとして本当に嬉しいし、舞台袖の密着映像も、臨場感があってワクワクする。

でも、やっぱり、作品の全体像はできる限り損なわぬ形で観たいなーと。場面転換などの区切りに挟み込まれる分には違和感もないのだけど、舞踊が続いているのを断ち切ってまで、(ときに内容の薄い)インタビューを細切れにぶち込まなくても…なんて思ってみたり。五人の声を満遍なく収める、という意図はわかるのですが。

以上、素人の勝手な感想でした。ごめんなさい。